ニコ日記

簡潔に 書いたつもりが 長々と

さらに、「誰も知らない」も観る

調子に乗って、カンヌつながりで「誰も知らない」も観てしまう。


映画自体は冗長な印象だが、やはり子供たちの演技は賞賛されるだけのことはあると思った。
彼らの言葉、動作一つ一つが心に染みる。
モチーフとなった事件はその概要を聞いただけで涙が出てくるのだが、この映画を観ていると、何も悲惨な結末だけがあるわけではなく、僅かながらも子供たちだけの生活に幸福があったのではないかという希望が感じられた。

家族、とくに兄弟の絆について考えさせられた映画である。