ニコ日記

簡潔に 書いたつもりが 長々と

紛争処理センターを讃える歌


今日は紛争処理センターで3回目の面談がありました。
1回目は、とりあえず被害者である自分の言い分を弁護士に聞いてもらって、ほぼ同意してもらいました。
2回目は、相手方(共済)の担当者も呼び出して、弁護士を通してこちらの主張を伝え、共済の方で損害賠償の算定を改めてし直すということになりました。
そして、いよいよその結果が提出される3回目。


正直なところ、はじめ僕はこの紛争処理センターにあまり期待していませんでした。
どーも、ネットでいろいろ調べてみる限りではそれほど評判が良くないのです。
時間はかかるし、示談交渉も保険会社寄りという噂を妙に信じ込んでいました。
でも、まあ、費用は全くかからないし、話し合いも被害者側からいつでも中止できるということもあり、試しに一度相談してみようという程度の気持ちでお願いしたのでした


その考えは、今回相手方の提出してきた賠償額を見て、180度変わりました。
たった一度弁護士を通して面談しただけで、相手の提示した額はほぼこちらの要求通りのものになったのです。
担当の弁護士の方が非常に有能だったか、それとも今回の事案では勝ち目が無いと思ったのか、相手はもう完全に白旗状態です。
弁護士が間に入るだけでこうも違うものかとまざまざと見せつけられた感じです。
その点で、無料で弁護士が示談斡旋をしてくれる紛センというものには十分存在価値があるものなのだと思いました。
内心は訴訟まで覚悟していた僕にとって、本当に大助かりな結果となりました。


欲を出せば、もっと増額を要求したり、わざと交渉を遅らせて訴訟で遅延損害金(損害額の年5%)をせしめることも考えられますが、そんなことしたら相手がへそを曲げて完全に敵対することにもなりかねないので、ここは穏便に済ませたいと思います。


一度、訴訟ってものを起こしてみたかったんですけどね。