大学にも試験というものがある
2月は世間の学生が皆一様に試験に苦しむ時期。私とて例外ではありません。
大学に入ったら試験なんて楽なもんだろう、と軽く考えていた頃もありましたが、実際のところはそう簡単にいくものでもありません。
大学での単位なんていうのは、大抵学期末の試験の結果でほとんど決まるもの。普段真面目に講義に出席している人もそうでない人も皆等しくこの一発勝負に挑み、その結果のみで明暗が分かれるわけです。(中には出席とかレポートも重要な科目もありますが)
私の場合、今期講義は100%出席しました。これは自分でもちょっと驚きの結果です。なんて真面目なんでしょう、自分。
でも、勉強は全然してないのです。レポートが出ても、ほったらかしということが度々・・・
試験勉強もそんな感じでかなりテキトーだったので、最終的な結果は散々なことになりそうな予感。
まだ試験は残っていますが、今回受けた試験の数々を思い出してみると、
- 数値解析
コンピュータにおける誤差、ニュートン法、ガウス・ザイデル法、ヤコビ法、台形公式、シンプソンの公式、ルンゲ・クッタ法など
- 材料・プロセス工学
半導体の結晶構造、結晶成長、表面物性、半導体材料の評価手法(四探針法・X線回折・RHEED)
- 熱統計
フェルミ気体、状態密度、低温比熱、ボーズ気体、ボーズ・アインシュタイン凝縮、相転移、ハイゼンベルグモデルによる強磁性、合金
- 物性物理
ボルン・フォン・カルマンの条件、ゾンマーフェルト展開、電気伝導、金属の比熱、ブロッホの定理、空格子近似、強結合近似、エネルギーバンド図、ワニエ関数、バンド構造、半古典的動力学、エーレンフェストの定理、波束
- 光エレクトロニクス
時間的・空間的コヒーレンス、誘導放出、4準位系、回折限界、レート方程式、光変調、LN変調器、導波路型強度変調、光ファイバ
音響フォノン、光学フォノン、不純物濃度分布、実効ベース幅、アーリー効果、電流集中効果、ピンチオフ、nMOS、CMOS、空乏層、拡散長、過剰少数キャリア密度、再結合中心、フェルミ分布関数、状態密度
- 電子回路B
演算増幅器、反転増幅器、非反転増幅器、シュミット・トリガ回路、発信回路、コルピッツ型、ハートレー型、ターマン型発振回路、ウィーンブリッジ発振回路、電力-速度積、伝搬遅延時間、蓄積効果、蓄積遅延、バイポーラトランジスタのスイッチング特性、MOSトランジスタのスイッチング特性、EE型、ED型、CMOS型、ゲート回路
結構やりましたなぁ。大学も3年になると講義もかなり専門的になって、相互の関連も強くなってきますね。同じ用語が複数の講義で出てくることがたくさんあります。そうなってくると理解も早い気がします。
さて、あと残りはプラズマと電子材料の2科目。早くこの束縛感から解き放たれたいです。