ニコ日記

簡潔に 書いたつもりが 長々と

「仙台ドーム」の方がいいのでは?

「宮城ドーム」構想発表 6社が建設協を設置(河北新報)


先日のシンポジウムへ一緒に行った友人(大阪人)は、しきりに「宮城県民がドーム球場固執しているのが全く理解できない」と言っていました。一宮城県民である自分はむしろ野外で天然芝の球場を望んでいるのですが、やはり宮城の大勢の意見としては彼の言うとおりドーム球場を望んでいるように思えます。


ドーム球場だったら、確かに天気の心配はしなくていいし、何となく見栄えはする気がします。でも、建設費はかさむし、(開閉屋根じゃなければ)人工芝にしなくちゃいけないしでデメリットも大きいはずです。


それでも何故敢えて地元はドームに拘泥するのか。
もしかすると、建設から50年以上経つ宮城球場のボロさに対する反動なのかなーと思ったりします。
そのことを如実に表す話として、かつて準フランチャイズとして宮城球場を使用していたロッテオリオンズがリーグ優勝したとき、狭さの問題で宮城球場日本シリーズが行われなかったという痛恨事があり、中高年世代には今もこのことがトラウマとして残っているらしいです。
いつか宮城でも日本シリーズができる球場を! というような思いが宮城の野球ファンが共通に持つものであることは間違いないようです。
私も昔、宮城球場でなんかの野球の試合を見ていたとき、「テレビでやってるプロ野球みたいにドーム球場で野球が見れたらなぁ」と思ったことがありました。
それほど宮城球場がひどいということなんですが・・・


しかし、たとえドーム球場を建設するにしても、建設費が200億円というのは安過ぎないですかね?
だからかもしれませんが、収容人数が3万人というのもちょっと寂しいです。身の丈にあった球場、建設費償却を含めて黒字ギリギリのラインで、という考えでは3万人程度が限界なのかもしれませんが、これは現在の日本のドーム球場の中では最も少ない数です。
どうせドームにするならケチケチしないで地元の企業ももうちっと頑張ってくれればいいのに・・・