ネズミ捕り現場に遭遇(散歩中に)
仙台市内の○ノ瀬橋は、ネズミ捕りのメッカ。
ネズミ捕りというのは、車の速度違反を取り締まる神出鬼没の警察部隊のことです。
その場所というのは、ちょうど渋滞があけるちょっと先だったり、長い坂道の下だったり、普通に運転してたらついついスピードを出しがちな所がターゲットになることが多いのです。
というわけで、冒頭の○ノ瀬橋も例に漏れず、道幅が広めで渋滞しがちな交差点に接続しているという状況ですので、宮城県警の格好の餌食となるわけです。
私は大学へ行くときによくここを原付で通過するのですが、あまりにもネズミ捕りが多いのでその橋を渡るときだけは絶対に制限速度をやぶらないようにしてます。
そして、今日たまたまその橋を歩いていたら、いつものように警官5人くらいで和やかにネズミ捕りをしていました。
既にバンタイプの車と中型のバイクが止まっていたので、おそらく近くのパトカー(バス型)の中でキップを切られているのでしょう。
違反車両を停止させる役目と思しき中年警官2人の隣を通り過ぎるとき、2人の会話が聞こえてきました。
「うん。あれはシーズー犬だよ。シーズー。」
「ふーん。シーズーかぁ。」
「ドーベルマンもいたかな。」
「ふーん。」
何とも緊張感のない会話で、しかも一方は相手の話を聞いてない・・・。
と、そのすぐ後に、だだっ広い道の第2車線を1台のフィットが気持ち良さそうにぶっ飛ばして来ました。
こりゃあ絶対捕まるなぁ、と思っていたら、案の定さっきの警官が赤地に「とまれ」と黄色く書かれたでかい旗を車の前にだして、笛をピーピー鳴らしてました。
まったくお気の毒な光景です。30km/hくらいはオーバーしてたでしょうから、反則金ではなく罰金、青キップではなく赤キップになっちゃいます。
そんなことを考えている間にも、またまた次の獲物が。
今度は軽のワゴンタイプがこれまた不必要に飛ばして来ました。確実に捕縛です。
ほんの数秒の間に2台ゲットです。こりゃ警察もかる〜くノルマ達成でしょう。
だから○ノ瀬橋でのネズミ捕りはやめられないわけなんですね!
ちなみに、速度測定に使ってるスピードガンみたいなやつが、今まで見たことのないタイプに変わってました。
前のよりも小型になって、車からは確認できにくいようになってました。
これは困りもんです。
それに、今日初めて気付いたことなんですが、速度測定係は速度と一緒にデジカムでビデオも撮影してるんですね。
もし、捕まえた人が文句を言ってきたときの証拠のためと、悪質な車が逃げたときの追跡用に撮影しておくのでしょうか。
ま、一般市民は逃げたりしたら大変なことになるので、大人しく捕まってしまいましょう。