ニコ日記

簡潔に 書いたつもりが 長々と

ヤッターマン ☆

久々のバカ映画。
見所は1も2も無く深田恭子。そして、岡本杏理。この2人の体を張った演技が本作の70%くらいを構成しているだろう。残りはボヤッキーと衣装と大道具くらいかな。
ドロンジョ様は前評判通りの完成度のため何の不満もございませんでした。意外だったのが今回初めて拝見した岡本杏理。「清楚」と「可憐」という言葉を混成して具象化したような美少女に対して、この映画の監督三池崇史は容赦無くいたぶり倒す。正にサディスト。それにもめげず真摯に演じる姿に心打たれ☆半分。

しかしなー・・・。三池崇史作品は脚本がテキトー過ぎ。中身が無さ過ぎるにもほどがあるだろう、と思う。
かつて、大好きだったSPEEDの初主演映画アンドロメディア(監督:三池崇史)を観たときもあまりのアホ映画っぷりに唖然としたことを思い出す。
原作ファン世代は造形物みてるだけでそれなりに楽しめるかもしれないけど、そうじゃない人にはただの2時間のバカ映画。

それにしても、子供がいっぱい観に来てたのだが、結構お色気シーン多いから親御さんは配慮が必要かも。