ニコ日記

簡潔に 書いたつもりが 長々と

筆者多忙に就き


最近また俄に忙しくなってしまった。
忙しい第一の理由。それは科研費。略さず言うと科学研究費補助金
これこそ日本の科学者の依るべき「金のなる木」であり、来年度の申請が丁度今頃から始まる。
文科省から研究者番号を付与された者は皆、例え通らない事が明白であっても、とりあえず毎年申請してみるのが科研費


我が研究室はなぜだか番号持ち研究者が多く(15人以上!)、例年研究室の4年生は彼らの作成する申請書類を一字一句チェックして校正を行い、提出文書(多いので34部!)を一部ずつ糊付けするという大役を任せられる。
科研費の提出文書はなぜか糊付け。一説によると、ホチキスやバインダーだと何千部と積み上げたときに倒壊しちゃうからだとか。ほんとだろうか。
一応、内容も4年生が一読しても理解できる程度であることが前提なので、そのチェックも兼ねて我々が校正作業を行うのだが、駄目な人は何度直しても駄目だという事実を発見。それは、教授だろうが助手だろうが同じ事。でも、科研費には独自の作文テクニックみたいなのもあるみたいなので、単純に図が多くて読みやすいものが採択されるとも限らないらしい。まあ、審査員次第なんだろうけど。
どうでもいいから、糊付けが死ぬほど大変なので来年から全面的に電子申請に移行して下さい。