ニコ日記

簡潔に 書いたつもりが 長々と

味の素も随分思い切ったかも

■味の素の甘味料特許訴訟、1億5000万円で和解(日本経済新聞)


今年2月の青色発光ダイオード訴訟では被告の日亜化学に200億円の支払いを命じていますが、会社側は額が額だけに最高裁までとことん争う様子。
一方、味の素の人工甘味料アスパルテーム」を巡る発明対価支払請求訴訟では今回味の素が和解金1億5000万円を支払うこと和解が成立。
味の素も控訴審では分が悪いと判断したんでしょうか。ある程度の出費は仕方ないといった感じです。


それにしても和解金の1億5000万円は高いのか安いのかわかりませんね。
アスパルテームといえば、一時期は人体への害がどうのこうのと問題になりましたが結局科学的根拠が希薄で、今や様々な加工品に無くてはならない甘味料になりましたね。
下手したら青色発光ダイオードなんかより利益出てるんじゃないかという気もしますが。


しかし、今後企業の研究員は、就職する際にはっきりと発明対価は社内規定のもの以外に請求しませんという契約をさせられることになるんでしょうね。でも、特許法第35条の「相当の対価」の問題もあるし、下手な契約は無効になったりして。
となると、やっぱり特許法の改正が必要だということなんでしょうかね。