ニコ日記

簡潔に 書いたつもりが 長々と

液晶を買ったどー!!

と、いうわけで、ここにも書いた通り、3日ほどモニタ不在の日が続いたのだが、週も明け、天気も良かったので、一念発起して新しいモニタを買いに出かけた。


いろいろとネットで調べてはいたのだが、どうせ買うなら19型以上だろう、ということで、めぼしいメーカーの製品のカタログとレビュー、そして相場価格を見漁った。


実は、9年間パソコンをいぢって来て、液晶ディスプレイを単体で買うのは今回が初めて。
なので、液晶の性能の指標とかパネル方式の違いによる癖なんかについてはほとんど知らなかった。
しかし、伊達に大学の講義で液晶の基礎をやっていたわけではなく、パネル方式のTNとかIPSとかVAなんかの違いはすぐに合点がいった。もしかすると、大学の講義で実際に役に立った初めての例かもしれない。


そして、検討の結果、全く絞れない・・・


同じ19型といっても、高級機のナナオ製品と安価なIOデータやADTECといったメーカーの製品とでは4,5万の差がある。
この差は一体何なのか。
それは、コントラスト比とか応答速度といったカタログ値で何となくわかったりするのだが、実際のところ、本物の映像を見てみないことにはその差はわからない(らしい)。


そういうわけで実際にお店へ見に行ったわけだが、店頭に展示してあるディスプレイに映る画面はどれも質が悪くて、とても比較できたものではなかった。
映像信号が多数のモニタに分配されていて信号が劣化しているのと、モニタの設定がきちんとされていないであろうためだ。


さて、どうしたものか。


大して参考にならない液晶の画面を右へ左へと眺めながら、小一時間ほど悩んだ。
やはり値段の張るナナオの方が綺麗に見えるし、安いIOデータの方はそれなりに見えてくる。しかし、5万円の差があるようには思えない。
長く使うものなのだから、ディスプレイは妥協せず良いものを買うことが結果的には安上がりになると、頭の中ではわかっているのだが、目の前の5万円の差はあまりに大きい。
それに、ここで19型のナナオを買うとなると、IOデータの20型に手が届かないこともなくなり、物欲に際限がなくなってしまう。


ということで、結局買ったのはIOデータの19型。ロッキュッパ也。
家に帰って、早速つないでみる。
いやー、文句なし。ちょっと色ムラがあるなーと思ったけど、きちんと調整したら直ったし、調整後の画面は5年落ちのもやっとしたCRTの画面と比べたら格段の違いだった。
これであと4年以上もってくれれば、ほんとに文句ないんだけどねぇ。でも、IOの製品は、経験上、あんまり耐久性良くないような・・・