ニコ日記

簡潔に 書いたつもりが 長々と

代替:重力ピエロ

ほんとはおっぱいバレーを観たかったけれど、やはりチケットを買うのが恥ずかしかったので宮城県で先行上映中の重力ピエロを観ることに。
もう出るとこ出るとこ仙台ばっかり。アヒルと鴨のコインロッカーのときは今ひとつ仙台らしいところが少なかったけれど、今回は我が東北大学4キャンパスでそれぞれ撮影されてるということもあって見慣れた風景が多く何か不思議な気分。
しかし、中身の方はパンフレットで原作者の伊坂幸太郎が書いている通り、「シンプルで何てことはないお話」というのがぴったり。
刺激に慣れた身としてはやや物足りなさが残る感じでした。
一方でキャスティングは素晴らしいの一語。
主役の兄弟はもとより渡部篤郎の悪役ぶりが特にお気に入り。今、この人ほど憎たらしい演技のできる人はいないんじゃなかろうか。
そして、兄妹の子供時代を演じた子役2人が大人役の2人と瓜二つで、これまたよく見つけてきたなぁというくらい似ている。
子供時代のエピソードも重要な意味を持つだけに、こういうところで手を抜かないのは素晴らしい。