イキガミ号泣

人間年を取ると涙脆くなると言うが、自分も24歳くらいから急に涙を流すことが多くなった気がする。
以前は映画なんか見ても一切涙なんて流さなかったのだが、最近では9割以上の確率で泣いている。しかも、ハンカチ必須クラスの号泣（＋ほとばしる鼻汁）。

今日は公開終了が近いということで、以前から気になっていた映画の「イキガミ」を観に行った。
原作は既読だったので泣くつもりなんて初めからさらさら無かったのだが、不幸な兄妹のくだりでは一発KO。鼻水垂れ流し。
レイトショーの割りには結構人が入ってたのだが、人目を憚らず中盤からラストまで鼻たらして泣きっぱなし。なんとなく敗北感。

今、自分の号泣キーワードは「家族愛」。家族愛の香りが少しでもしようものならパブロフの犬的に即泣けてしまう。

家に帰ってから、原作が気になったので読み返していると、Episode4「出征前夜」で再び号泣。
これを映画化すればよかったのに、とちょっと思ったりするが、構成難しくなるから無理だろうなと自己納得。

原作読んだときは大して感動はしなかったけど、映画版は堅実な感じでなかなか良かったと思います。特に成海璃子さんが。
もう劇場公開は終わりだろうけど、DVD or BDが出たら是非観てみてください。

どうでもいいけど冬の季節、サカムケアが欠かせませんよね？ え？ 俺だけ？